マグロ

マグロと遊ぶ



マグロと遊ぶ



見渡す限り、水平線しか見えません。

天気が良いと太陽光の強さを嫌というほど感じます。

体がくたくたになるまで大型回遊魚に

遊んでもらいましょう。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆
私は、毎年6月になると沖縄の久米島にキハダマグロくんと言う
ともだちに会いに行きます。

キハダマグロは、久米島では、キビナゴの冷凍エサで
完全フカセでつります。

キハダマグロを小指くらいのキビナゴで釣る?
わたしも最初見るまでは、半信半疑でした。  
 
ポイントは沖に浮かぶパヤオです。
パヤオは海上に浮かぶ大型のブイのことで、なんと

1000mもある海底から、ワイヤーで固定してあるんだそうで、
そのワイヤーに藻などが付その藻にプランクトンが集まり、

それを食べる小魚が集まり、またそれをねらう魚がと、遂には
キハダマグロやカジキまでがいるそうです。う〜ん食物連鎖ですか。

ポイントに着くと船の片側だけに竿を立て釣り始めるのだが、
その竿とリールのゴツイこと

昔、「松方弘樹、世界を釣る」で見たやつだ、
船長にリールのドラグの強さを教えてもらい、

針にキビナゴをつけるのだが、針がでかいので、
船長が「腹をやぶるな」「目玉をつぶすな」と言われるが、

最初は苦労しました、海中にマキエのキビナゴを4〜5匹まき、
それに同調させるように、針つきのキビナゴを

ミチイトを指先でつまんで送り込んでいきます。
船長の指示で30〜40mイトを出したら止めて待つ。

この間パラパラと適当にマキエをつずけます。
アタリは、リールのスプールがいっきにジャーと逆転を始めるので、

止まるまで走らせる、この時100mぐらいイトがもっていかれます、
イトが出るのが止まったら、竿を両手で握って

おもいきり竿を立て、その竿を寝かしながらリールを巻きます。
あとはこのポンピングのくりかえしで

マグロを寄せます。巻いては出され、巻いては出され、
マグロと、ナイロンのラインで綱引きです。

ある程度マグロが疲れて浮いてくると、船の下を
大きな円を書きながら浮いてきます。

後30mぐらいまで浮いてくると、海が荒れてなければ
海中のマグロが肉眼で見えてきます。

ただ、ここからが長い、マグロも最後の力を振り絞って、
再度潜っていきます。

30キロ近いマグロだと人間様もこの辺で息が上がってきます、
マグロに負けじと、力を振り絞って竿を立てます、

何とか船べりまで浮かしたら、最後は船頭さんが、
銛で仕留めて船上へ。

3本、4本このクラスとやりとりすると、もう十分です。
腕に力が入りませ〜ん。

この釣りの外道でうれしいのは、カツオです。
群れていると嫌というほど釣れます。

あとはシイラ・ツムブリ、シイラもメータークラスが来ると、
マグロと違って横へ走って、跳ね回るのでやりとりはおもしろいですね。

港に戻って、釣った魚を、自宅や、行きつけの店に送って、
船長がその間、魚を刺身にしてくれてます。

さっきまで東シナ海で泳いでいた、マグロ、カツオ、
味は想像におまかせします。

東シナ海に沈んでいく大きな夕日を見ながら、
みんなでオリオンビールで乾杯したら、あっと言う間に

刺身がなくなります。さて、ホテルに帰ってシャワーを浴びたら、
泡盛飲みながら盛り上がりますか。

ダイナミックで豪快な釣りですが、一年に一度ぐらい如何でしょう?  最高です!  
   
 

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